ひと続き?髙橋大輔選手のフェニックス [アイスショー]
昨日10月5日(土)、
カーニバルオンアイスを見てきた。
もちろん、
髙橋大輔選手の今期の
そしてシングル競技最後の
ショートプログラムである
「The Pheonix」が
最大の目的
リンクが競技サイズで大きいから、
少し上から全体を観賞しようと思い、
S席をゲット。
表情や衣装の細かいところまでは見えないものの、
前の人の頭も全く邪魔にならないし、
頭を動かさずに
リンク全体が見える。
2014年世界選手権を観戦したとき以来の
さいたまスーパーアリーナ。
あのときは
髙橋選手が棄権して、
でも私を含め周りの席の人みーんなが
大ちゃんファンで。。。
切なかったな。
ユリア・リプニツカヤさんの
体の動きに感動し、
隣のどこかのおっちゃんと二人して
この子がもっと大人になったときの
演技が楽しみだねー、
見たいねーなんて
言い合っていた。。。
(それは、奇しくも「氷艶」で実現した
亞門さーん、ありがとー)
そして、
さいたまスーパーアリーナといえば、
前現役時代最後の
全日本選手権の会場。
あの、血染めのビートルズ&涙涙の
舞台である。
演技が終わり観客に挨拶をするとき、
涙を必死にこらえているような顔で
「ありがとうございました」、と読める
唇の動き。。。
思わず、「泣くなー!」と叫んでいたアタシ。
(聞こえるわけなかろうが)
キスクラに向かう姿が
キスクラに向かう姿が
会場の大型スクリーンに映し出されたとき、
手が真っ赤になっていて
会場中がどよめいた。
会場で見ていたアタシたちはその時まで
出血に気がつかなかった。
その日、会場を出てすぐに
自宅でテレビを見ていた姉から、
高橋大輔、ボロボロでかわいそう。。という
メールが入り、
そんなにボロボロか?と。
家に帰って録画を見てみたら、
血染めの手を切なそうな顔をして
すーっと
ジャッジに向け差し伸べていた。
あ、もちろん演技の中で。
演技後のインタビューでは、
涙涙涙の大ちゃん。
。。。。。。
そんなことがね、思い出されるのです、
さいたまスーパーアリーナ。
それで、カーニバルオンアイスの
「The Pheonix」なんです。
(ザ フェニックス 不死鳥)
会場では詳しく見えなかったのですが、
昨夜のスポーツニュースで見ると、
手に赤い包帯?テープのようなものを
巻いているんです。
フェニックスは火の鳥だから
炎を模したのかも。
もしかしたら、あのときの血染めの手も
表しているんではないかしら?
傷つきこの世から姿を消そうとした鳥が、
灰の中から蘇り、
再び戻ってきた。
そして大空を思い通りに
飛び回る。
会場がさいたまスーパーアリーナであるがゆえに、
なんだか
ひと続きのドラマを見ているかのよう。
そしてその不死鳥は、
力の限り踊り狂い
観客を巻き込み陶酔させる。
未踏のキャリアに漕ぎ出す決意をした髙橋大輔選手の
シングル最後のプログラムとして、
これ以上ピッタリなものはないかもしれない。
PS.フレンズオンアイスのときに比べ、だいぶ競技用へと変わってきているように感じました。会場にシェリルさんも来ていて、楽しんでいたようです。
※ 八木沼さんがテレビの解説で、髙橋選手は体調があまりよくなかったと言っていました。そのせいだったのかな?フレンズの時より動きがセーブされている気がして、競技用にしたのかなと思っていた 本人は、緊張で体が動かなかったとか言っていたけど。確かにインタビューの時、顔が赤かったぞ。熱があったのではないか?
2019-10-06 14:49
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0